開催日 | 2025年 3月 4日(火) | 出席委員数 | 5名 |
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委員長 | 森本 三義 | ||
委員 | 山本 亜紀子(副委員長) 白石 久美 中島 珠実 太田 裕之 |
議事 |
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1月26日(日)25時05分~26時00分放送の『KANO~2024 海の向こうの大舞台~』について審議しました。 審議に先立ち、局側から番組の制作意図について、「台湾の嘉義農林学校、通称KANOの野球部監督として甲子園準優勝に導いた近藤兵太郎の功績と人柄を、ミュージカル公演や関係者へのインタビューなどを交えて伝えかった」と説明がありました。 その後、審議に入りましたが、放送内容に不適切な映像や問題となる表現はなく、感想や意見が中心になりました。 委員からは、 ・坊ちゃん劇場でミュージカルを見ていたこともあり近藤氏の人柄がよく分かったが、見ていない人にとっては少し分かりづらかったかもしれない。 ・宇和島市出身の作家・古川勝三さんによる近藤兵太郎の生きざまの紹介や、新田高校で直接指導を受けた林司朗さんのコメントなどから、生き生きとした近藤兵太郎像が伝わってきた。 ・中でもKANO野球部OBで近藤の教え子でもある蔡清輝さんのインタビューは貴重だと思う。 ・「野球を通して、日本人・漢人・先住民が一つの目標に向かって進んでいくということが100年前に行われた。これを(台湾の)子供たちに学んでもらって今後もますます日本と台湾の交流が発展して盛んになっていくように願いたい。」という坊ちゃん劇場の越智代表の言葉から台湾公演の意義・目的が理解できた。 という意見がありました。 また、少し情報不足と感じられた点として、 ・KANO野球部が異なる民族の混成チームであったことから、特別公演で演じた3人のキャストの民族的背景や経歴などについて、もう少し詳しく紹介してもよかったのではないか。 ・また、日本で野球殿堂入りした近藤の教え子3人の実績なども紹介して欲しかった。 という意見がありました。 |