第322回あいテレビ放送番組審議会 議事録
開催日 | 2024年 11月 5日(火) | 出席委員数 | 5名 |
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委員長 | 森本 三義 | ||
委員 | 山本 亜紀子(副委員長) 二神 透(副委員長) 白石 久美 中島 珠実 |
議事 |
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10月6日(日) 午後1時30分~2時30分放送の『愛といのちのスペシャル2024 一歩前へ』について審議しました。 審議に先立ち、局側から視聴参考番組の制作意図について、「今回は『一歩前へ』をテーマに、様々な困難と向き合いながら前向きに生きる人々の姿を伝えることで、視聴者に愛といのちについて改めて考える機会を提供したいと考えた。また、これまで一貫して乳がん検診の推進をサポートしてきたが、さらに進めて女性特有の健康問題を解決するためのフェムケア活動を取り上げた。」と説明がありました。 その後、審議に入りましたが、放送内容に不適切な映像や問題となる表現はなく、感想や意見が中心になりました。 委員からは、 ・「愛といのちのスペシャル」は今回18回目で、一貫して愛といのちの大切さを訴え、愛といのちのキャンペーン活動、特にピンクリボン運動を推進し、定期的に乳がん検診を受診することの重要性を訴えていて、社会的に意義のある番組だと思う。 ・印象的なオープニングで、将来への一歩を暗示した赤ちゃんの歩く姿が良かった。 ・様々な困難にあいながらも立ち上がろうと努力する4人の姿を視聴者に届けることによって、多くの視聴者に一歩前へ踏み出す勇気を与え、逞しく生きていくことの大切さを認識させてくれる素晴らしい番組になっていた。 ・吃音を抱える金子諒哉さんのストーリーを視聴して、吃音の人との接し方の参考になったし、吃音に対する視聴者の理解も深まったと思う。 ・個人ボランティアに取り組む菊地智江さんのネコ保護活動の様子を視聴して、ネコ保護活動の重要性と社会的理解の必要性を感じた。 ・CIL星空代表 井谷重人さんの「社会を変えていくと障がい者がどんどん外に出られるし、障がいが“障がい”でなくなることがたくさんあるから一緒に変えていこうっていうのを伝えたい」という言葉は、障がい者に対する認識を変える意味のある主張と感じた。 ・プロ野球選手から競輪選手へ目標を変えてテッペンを目指す長野魅切さんの姿を見て、何事も挑戦して悔いのないようにやりきる姿勢の大切さを感じた。 という意見がありました。 また、気になったこととして、 ・特に女性の場合には、年齢を尋ねただけでもハラスメントと感じられる場合があるので、特に意味がない場合には年齢を示さない方が良いのではないか。 という意見がありました。 |